研究開発方針
今日、工学的技術や医療技術は革新的な進歩を続けていますが、こうした世の中にあっても私たちを取り巻く生活や労働環境の中には様々な危険が潜んでいます。弊社は2001年の設立以来、ロボット、人体ダミーなど継続して生体を機能構造的に分析し、いかに再現させるかかという技術分野の開発に注力してきました。特に近年は人体の形状や挙動などを機能面から人工的に模倣することを主眼に置き、生身の人間では検証することが困難な事故の再現や製品の安全性検証に役立つ人体ダミーの開発に取り組んでいます。
現場の要望に応えた製品開発
従来、人体の力学的特性を極力忠実に再現しようとした人体ダミーは多くありましたが、これらは価格や挙動再現性、耐久性などにおいていくつかの課題がありました。弊社は安全教育、製品開発の現場において極力お客様の具体的な要望にそえるような形で人体ダミーを開発してきました。「危険体感マネキン」などはその一例ですが、これらは安全教育の現場におけるお客様のご要望から生まれた製品です。
研究開発の歩み
弊社は、2001年の設立以来、ロボット、人体ダミー、医学模型などの開発を行ってきましたが、設立以来継続して生体を機能構造的に分析し、いかに再現させるかかという技術分野の開発に注力してきました。これらの製品の中には様々な核心的技術が集約されていますが、お客様のご要望にお応えし弊社が開発してきた製品のいくつかをご紹介します。
公開可能な研究内容に関しては逐次追加更新していく予定にしています。
2001年~2002年 走行ロボット(4脚犬型、4脚猫型)を共同研究
2003年~2004年 アンドロイド型トルソーの開発
2005年~2007年 生体力学試験用骨人工骨(模擬骨)の開発
2008年~2012年 危険体感マネキン・ベーシックダミーの開発
2013年~2014年 チャイルドダミー・ヒューマンライクダミーの開発
2015年~成人男性インパクターの開発